といふわけで

目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず

ガチのマジでM-1グランプリ2019を予想してみた

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お笑いナタリーでこういう記事がありました。

 

natalie.mu

なので今回は、自称お笑い評論家として、こういう感じのスタンスで今年のM-1グランプリを予想します。

 

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1位 からし蓮根

M-1は常に「新しさ」が求められる大会でした。結成10年目までの若手芸人を集めて大会を開き、新たなスターを発掘するのがこの大会の醍醐味だったと言えるでしょう。

 

しかし、2010年に一旦幕を下ろし、2015年に再び開催された際、その枠は結成15年目までのコンビが参加可能となりました。これにより、客は「新しさ」だけでなく「上手さ」も求め始めたように思えるのです。

 

「新しさ」と「上手さ」。そのどちらも兼ね備えているのがこの「からし蓮根」というコンビです。ネタ構成自体は決して目新しいものではありませんが、熊本弁を交えた二人の掛け合いはテンポが良く、動きもあって見るものを飽きさせません。持ち前の明るさの中にシュールなボケも組み込まれていて、ネタの構成にも驚かされます。コンビとしてのルックスも、昨年優勝者の「霜降り明星」みたいで(ボケとツッコミの体型が逆ですが)バランスが取れており、なんというか。芸人としての「強さ」を感じますね。若い勢いと確かな実力を持った彼らが、きっと優勝するでしょう。

 

 2位 かまいたち

2位には今年ラストイヤーのかまいたちが来るかなと。このコンビの場合、確かな実力と実績ががあるという事実が、かえってハードルを上げてしまうのではないでしょうか。キングオブコント王者にもなるくらいのコンビですから面白いことには違いありません。ただ、M-1を見るものはどこか「シンデレラストーリー」を期待してしまうのです。昨日まで全く無名だった芸人にスポットライトが当たる。その瞬間こそM-1の醍醐味です。となると、かまいたちは2位に甘んじてしまうのではないでしょうか。

 

3位 ミルクボーイ

3位には「ミルクボーイ」のお二人が来るでしょう。今年初めてネタを見たのですが、その着眼点と展開に大いに笑わせていただきました。ずっと聞いていたくなるような屁理屈漫才はクセになります。実際3回戦では一番多く笑いを取っていたのではないでしょうか?しかし、この手の方がしっかりとある漫才は2本目が難しいですね。過去にも「オードリー」や「ナイツ」、「南海キャンディーズ」など、2本目が1本目の爆発力を越えられず、最終決戦で敗退したコンビはたくさんいました。「笑い飯」などその典型と言えるでしょう。ですので、2本目で新しいミルクボーイの漫才ができれば、優勝も見えてくるでしょう!

 

 爪あと&敗者復活

爪痕を残すのは「すゑひろがりず」ですね。もうこれは間違いないです。「テツandトモ」以来の決勝で楽器を使うコンビということで、文字通り鳴り物入りの初出場です。彼らの伝統芸能+漫才が与えるインパクトは全組の中でも一番あるんじゃないかな。問題はこれが漫才として認められるかどうかですが。なんか縁起がいいのでお正月に見たいコンビですね。

 

敗者復活は「金属バット」です。え、彼ら出てないんですか。じゃあ、「トム・ブラウン」でいいです。加藤一二三が土から生まれてくるネタが見たいんで。

 

 

マサ内藤

暇人。芸人になれなかった腹いせにブログでお笑いを評論することで自己満足に浸っているブロガー。

腸内環境がすごく悪い。

※写真はイメージです。