といふわけで

目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず

通ぶってM-1グランプリ2018を語る その② ファイナルについて

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結局、加藤一二三が土から出てくるネタはどこに言ったら見れるのだろう。

 

さて、ファイナルについて偉そうに語る前に、ファーストステージの得点をおさらいしたいと思う。

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赤が最低、黄がコンビごとの各審査員の最高得点である。

立川志らく上沼恵美子の審査が物議を醸したが、以外にも、審査員中、最も得点差が大きいのは塙で、その差は16点(最低がゆにばーすの82点、最高が霜降り明星の98点)

にもなる。

 

また面白いのが、上記の点数から立川、上沼の点数を抜き、上位から並べると以下のようになる。

霜降      巨93 礼96 塙98 富91 松94  計472 
和牛      巨92 礼94 塙94 富92 松93  計465 
ジャルジャル  巨93 礼93 塙93 富90 松92  計461 
ミキ      巨90 礼93 塙90 富90 松88  計451 
かま いたち  巨89 礼92 塙92 富91 松90  計454 
トム ブラウン 巨87 礼90 塙93 富89 松91  計450 
スーパー    巨87 礼90 塙89 富89 松85  計440 
ギャロップ   巨87 礼90 塙89 富87 松86  計439 
見取り図    巨88 礼91 塙85 富86 松83  計434 
ゆにばーす   巨84 礼91 塙82 富86 松80  計433

結局の所、決勝進出者はなんら変わらないのだ。

 

結論 面白かったら勝つ!!

 

 

 

  • ファイナルのネタについて

 

ジャルジャルでーす」の挨拶を均等にするネタ。以前どこかで見たことあり、その時よりもパワーアップしていて面白かったが、なんだかなぁという感じ。「優勝する気あるのか?」と正直思った。審査員が中学生ならぶっちぎり優勝。

 

 

 

  • 和牛

もちろん素晴らしいネタだったのだが、最初の「持ってくるやろ本人やから」を越える笑いが最後までなかったのが残念。

 

結局ネタの大半が「持ってくるやろ本人やから」に集約されてしまってたので、もう一つ波が欲しかった。

 

それにしてもツッコミ川西の女役は上手い。最後の睨み合いが一番ツボに入った。

 

 

 

一本目と似たような展開なのだが、また違った味わいがあった。絶対に無いのに、何故か光景が浮かんでくるボケの数々にピタッとはまるツッコミ。なんだか少しノスタルジーを感じつつもファンタジーな最新鋭の漫才だった。

 

 

 

優勝は霜降り明星!!

個人的には和牛と霜降り明星が全くの互角だったので、納得の結果となった。

 

さて、今回のM-1グランプリも最高に楽しませて頂いた。個人的には去年と同レベルくらいだが、ファイナリスト3組のネタはその中でも突出していたように感じる。

 

漫才って素晴らしい。日本に生まれてよかった。

 

 

 

最後に、今回のM-1の結果をピタリと的中させた方がいるので紹介したい。

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来年の審査委員長が決まった。